THEOとの出会い

本日のｂｌｏｇの難易度【★★】

今朝の体重は測定し忘れた～、落ち着かない。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数744人。

 

さて、今日のお話はベルギーのTHEOという

眼鏡フレームのお話、時にはぐぐっと20年程前に遡ります。

当時僕はスリープライスショップを起ち上げる会社に

転職し、一生懸命眼鏡について覚えている最中でした。

 

でもいけいけドンドンの会社ですから、

話があれば即地方での出店を決めていました。

そして岡山駅前のビブレ（今はもう無くなったって聞いています。）の

テナントの店長さんとして業界歴半年の僕は店長として

従業員教育も含めて任されていきました。

 

そのお店は半年も持たず、結局撤退、

僕にとってはとっても苦い思い出でと共に

岡山の人々や食との素晴らしい出会いと

そして別れが、なんとも言えない心境に僕を追い込みました。

 

何しろ僕はリタイアしたら岡山に住みたいなと

思う程に岡山に魅せられています。

 

あ、因みに僕がリタイア後に住みたい街

ベスト３は、

 

①沖縄

②岡山

③浜松

 

で、それらの街は自分に合っているというか、

全ての出会いが僕にとってプラスでした。

あ、ランキングに入っていない街でも

思い出深い街は沢山ありますし、

人との良いご縁もありました。

 

あ、岡山に戻りましょう。

そう、僕はお店をある程度軌道に乗せて

昼休憩がとれるようになると、

いつもお決まりの蕎麦屋さんで昼食をとり、

そしてその後、表町商店街という目抜き通りを

散策するのが日課でした。

 

そしてそこで出会ったのが平田光学（現カイロス）

というお店で僕はそこで初めてTHEOに出会ったのです。

 

（こんな素敵な眼鏡があるんだ。

いつかこんな商材を扱えるようになりたいな。）

 

これがその時感じた事で、扱うと言っても

僕がその後すぐに独立するなんて考えてもいなかったので、

自分の所属している会社が扱えないのかな？

くらいに考えていました。

 

その後、会社は成長スピードの競争で負けて、

撤退を余儀なくされるし、岡山店も撤退したのは

前述した通りです。

 

独立後、日本の展示会会場に堂々とTHEOはブースを構え、

僕を寄せ付けない雰囲気でした。雰囲気に圧倒されていたのかもしれませんね。

それでも恐る恐る僕は取引したい旨を伝えました。

 

当時の営業、クルトは、僕のやる気を試す為でしょう。

最初の数回は全て申請を断られました。

 

そして僕が3～4年に渡り通い続けて

五年目にやっとOKが出て、

僕は小躍りしながら届いた商品を眺めていました。

今でもTHEOの新作は楽しみでしょうがありません。

 

そして9月末は決算という事もあり、

清水君とTHEOの在庫を数えてみたら、

122本（令和3年9月末現在）で、

グラシアスのセレクトフレームの

ブランド別在庫数ではＴＨＥＯは一位でした。

 

最初は60本くらい買ったのかな？

それから徐々に増やして100本を超えるまでには、

5年も掛からなかった気がします。

 

今でもグラシアスでは大切な大切なブランドで、

でも、相手はビッグブランド、毎回のコレクションでは

膨大な新作を発表します。それらを全て仕入れる事は

残念ながら出来ませんが、それでもTHEOワールドへ

誘う為には多少の在庫は必要です。

 

毎年のように新しいブランドが発表されます。

そして消えゆくブランドも当然あります。

 

でも、THEOは生き残りました。

そして今でもテオの繰り出す魔法に魅入られ

ファンを獲得しています。

 

あ、そうそう、THEOって魔法を使うのです。

テオマジック、こんな魔法を使えるのは、

TEHOと影郎さんくらいかな？と僕は思っています。

 

その魔法とは？

 

一見奇抜で掛けられなそうフレームでも

掛けてみると程よく顔に馴染む。

 

という魔法です。皆置いてある時と

掛けた時のギャップに最初は戸惑い、

 

ある刹那に

 

素敵、自分の顔が引き立つって

気付かされます。

 

奇抜なフレームなんてそれこそ、

誰だってデザイン出来ます。

それをいかに顔というキャンパスに

馴染ませるか、それが実は大変な作業であり、

デザイナーの腕の見せ所なのです。

 

皆さんもどうか眼鏡選びをお楽しみください。

そして僕は皆さんを似合う似合わないのその先へ

ご案内したいと目論んでいるのです。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。